Lovely Writer

Lovely Writer監督【Tee監督 インタビュー】ペアカップリングなしでKaoUpを抜擢

タイの大手テレビ 「チャンネル3」での初のボーイズラブ作品を大成功にみちびいたTee監督が『 Lovely Writer ラブリーライター』についての質問に答えられているインタビューです。

キャスト「Kao & Up」を抜擢するにあたって、ペアカップリングなしでKaoUpを起用した。など興味深い質問にこたえられています。

※英訳されたものを日本語に翻訳

Q:NubsibとGeneに初めからKaoUpを選んだのですか?【いいえ】

Kaoくんは「運命の赤い糸」でボーイズラブ作品に出演していますが、Upくんは初めてのボーイズラブ作品になります。意外にもUpくんのキャスティングが先に決まり、ボーイズラブ作品では重要にされやすい「ケミストリー(相性)」を見る『ペアキャスティング』なしでKaoUpをキャスティングしたそうです。

Tee監督:そうではありません。キャスティングは本当に時間がかかりました。多くの制限もありましたが、3-4か月後、僕らはKaoとUpを見つけました。(原作での)キャラクターは、明確で具体的に書かれているため、キャスティングは本当に困難でした。

GeneとNubsib両方とも、100%合う人を見つけるのは難しかったんです。

僕らは最初にGene役にUpを見つけました。Upのパーソナルなところをご存じの方は、Geneと全く違うように見えるでしょう。最初、僕らも彼には役を描写できないのではと思っていましたが、彼の中に魅力を見つけたので、僕らは彼がGene役をできると考えました。


次に、Nubsib役にKaoを見つけました。僕らはUWMA(Until We Meet Again~運命の赤い糸~)から彼を見ていて、キャスティングに声をかけました。
Upと同じく、彼の中に魅力を感じNubsib役に抜擢しました。


UpとKaoはペアキャスティングなしで役に抜擢しました。彼らはワークショップまで会っていません。

Q:このプロジェクトに原作LovelyWriterを選んだ理由は?

ラブリーライターは「ボーイズラブ作品の光と闇」が描かれていると言ってもよい作品になります。ファンの良いところと悪いところが浮き彫りになっています。そんな作品を選んだ理由は「ボーイズラブ作品制作経験があるからと語っています。

Tee監督:BLがトレンドになっているので、LWはいいタイミングだと感じています。LWはいろんなことを提供するので、BLの制作経験あるディレクターとして情熱をもってやりたいと思いました。

Q:脚本はどうですか?好きなところは?

Tee監督はあの「ターンxタイプ」を作られた監督です。ターンタイプは大学が舞台の作品になるので、今回は大人ものをやりたかったそうです。

Tee監督:最初、次のBLプロジェクトでは大学ものはやりたくありませんでした。(以前、TharnTypeで大学を舞台にしたものを撮影しているからだと思われます。)大人設定の5-6小説を描写しているからです。

Q:Nubsibのキャスティングシーンについて

制作発表でも予告でもとても印象的なシーン「NubsibとGeneの出会い」のシーンです。そして、とても重要なシーン。原作人気が高かったので、制作発表から話題になっていたこともあり3回同じシーンを見る視聴者に楽しんでもらうように変えたそうです。

ースポットライトがGeneとNubsibにあたるところー


Tee監督:このシーンについて我々が考えたのは、視聴者は同じシーンをすでに2回(制作発表と予告編)見ています。
僕らはそれらとは違うものを作りたくて、今回はブロックショットにデザインしました、彼らがまるで劇場の舞台に立っているようにするために、二人の役にスポットを当て暗転させています。目的はこのシーンを3回見る視聴者に違うシーンのように感じてもらうためです。

EP2のキスシーンについて

視聴者をくぎづけにして圧倒的にこころをつかんだシーンとなったEP2のキスシーン。Geneはそんなことをしなさそうな前フリが効いているので、視聴者みんな驚きました。そして、ただのキスシーンではありません。Geneがこころのうちをさらけ出します。それは、Tee監督がはじめから頭に描いていたものだそうです。

Tee監督:僕は原作を読んでからというもの、この場面を頭に思い描いていました。新しいことに挑戦したかったので、Geneの人生でもある小説のようなカタチで彼の気持ちを表現しました

EP4のベッドシーンについて

EP4のベッドシーンはワークショップでもビハインドでも何度も練習しているシーンがありました。それほど重要なシーンとなります。そして、視聴者にとっては忘れられないシーン。

Tee監督:このシーンはKaoUpにとって、とても難しかったです。彼らはこのシーンを何回も練習しました。良いタイミングで感情の揺れを伝える必要がありました。ー混乱、ぎこちなさ、愛、自己抑制などたくさん説明し、GeneとNubsibの心の中で何が起きているかを彼らにより理解してもらいました。

NubsibGeneがベッドから落ちるシーンは、二人の役がもがいたり、ぎこちなかったりという部分を表現しました。

Q:撮影裏でのKaoUpはどうでしたか?

KaoUpはターンタイプのMewGulfとは違って、カップリングなしのキャスティングで採用されています。つまり、ワークショップがKaoUpのふたりは初対面でした。なので、はじめはTee監督も心配されていたそう。

Tee監督:最初、彼らが仲良くなるのは難しいのではと心配していましたが、一緒にたくさん働くことで、とても良い友達になっています。

Q:一部のファンは、幼少期のNubsibとGeneの1~10カウント頬キスを不快に感じていると思います。説明したいですか?

EP7は幼少期のNubsibとGeneが出てきます。オンエア後はツイッターを見ていると賛否ありました。なぜかというと、子供が演じているからです。やはり、子供にそういうことを演じさせること自体がどうなのかという意見もあったようです。しかし、Tee監督はそういう意見もくることを分かったうえで、作ったそうです。

EP7の脚本を書いて以来、僕らが最も懸念していたことです。そういう反応が来ることは分かっていました。

でも、僕は視聴者に本当に伝えたいことは何かと自問し、誰にでも幼少期に起こりうるリアルなシーンを描きたかった。若すぎて素朴なためそれが何かを理解できず、それが特別なことだけは分かっているということを。
幼少期というのは魔法のような時間です。

何か新しいことが起こった時、覚えていて、その後の人生でも覚えています。その状況は誰にでも起こりえます。いくつかの面ではEP7はよりセンシティブだったので、制作するのに多くの勇気が必要でした。極端にならないように最善を尽くしました。

Q:このシリーズには多くの風刺がありますが、説明してもらえますか?

ボーイズラブ作品の光と闇が描かれている『Lovely Writer』ですが、Tee監督はそういう要素を入れ込むことで視聴者みんなで議論をして欲しいと願いこの作品をつくられたそうです。

Tee監督:実際のところ、私は視聴者の意見をカタチ作りたくはありません。私はただ、自分が見たものや経験をLWに入れ込み、それについて視聴者に投げかけます。その点や投げかけを視聴者に議論してもらいたいです。

TumとTiffyについて

サブカップルとして、男らしいTiffyと女子力高いTumのふたりが登場しますが、Tiffyは原作にはいないキャラクターになります。キャラクターまでつくりあげるとはすごい。

Tee監督:原作を読んでいる方は、Tiffyが原作に登場しないことを知っているでしょう。TumのペアとしてTiffyを作りました。TumとTiffyは単なる脇役ではなく男性女性に対する社会の固定概念に挑戦してもらいたかった。

Q:好きなシーンについて教えてください。

最終回(EP12)を見た方ならわかる『 今まで見たことない最終回!!!』あんなの見たことある???いや、ない。のくだりができるようなシーン。いや、この最終回見てTee監督がマジで天才だと思いました。

Tee監督:シリーズの後半です。(まだ、話せません(笑))俳優も好きなシーンになります。そのシーンは視聴者にとって思いもかけないシーンだと思います。最終EPにあります。

Q:ディレクターカットシーンはありますか?

最終回、スペシャルエピソードの配信も終わりビハインドにもなかったあのシーン!!!おそらくタイで発売されたUSBに入っていると思われる・・・。じゃなかったら、どこにもない!!!(笑)

Tee監督:EP7のGeneの頭にキスするシーンです。感情や時間軸から変に感じたので削除しました。でも、ご心配なくお蔵入りにはしません。見ていてくださいね。

動画元【Tee監督インタビュー動画】

Tee監督のリアクションインタビュー動画元はこちら↓

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