Ohm Pawat が出演する映画『 デュー あの時の君とボク 』を見ました。韓国映画「バンジージャンプする」のリメイク版になります。「 彼は僕のお墓の隣にやってきた 」や「Bad Buddy Series」のOhmくんの演技力を知っているだけに、期待値マックスで見ましたが、期待は裏切りませんでした。
爆泣きしました
タイではもちろん、日本でも映画公開されています。
最近、Ohmくんについて知ったという方にも見てほしい作品になるので、ご紹介します。Amazonプライムビデオ・U-NEXT・楽天TVでレンタルで日本語字幕版と吹き替え版が見れるようになっています。また、DVDも発売となりました(作品時間 1:48:48)
途中まではネタバレなしで書いています。ネタバレしたくない方は注意書きまでお読みください。
- Amazonプライムビデオ:48時間レンタル 509円
- 楽天TV:7日間レンタル 標準画質 440円 高画質 550円
DVDも12/24に販売
あらすじ
1996年 タイの小さい町パンノイが舞台。転校生としてやってきたデューは一番最初に声をかけてくれた同級生ポップと出会う。その小さな町はLGBTQにとても厳しく、逸脱すると矯正施設に連れられていくような閉鎖的な町だった。いつしかデューとポップには特別な感情がめばえていく。
予告
感想(ネタバレなし)
Ohmくんの演技に興味がありレンタルして見たのですが、本当に演技力がすごい。やっぱり、見入ってしまう。マジで天才なんじゃないかと思いました。
以前から、こんなに泣いたことはないとか、マジでOhmの演技すごいとかの感想をツイートで見ていましたが、本当にその通り!韓国映画のリメイクということで、原作は見ていませんが調べたところ、原作は最初は男女から始まるそうで、だいぶん違うのではないでしょうか?タイの要素が結構入っていました。
言うならば、『I told Sunset About You』の美しい映像美と 『 彼は僕のお墓の隣にやってきた 』のファンタジー要素がミックスされた感じです。
↓↓↓ここからネタバレあるよ↓↓↓
感想(ネタバレあり)
あらすじ(前半)
1996年 転校生としてタイのパンノイにやって来たデュー(Ohm)の登校初日に「乗せてくよ」と声をかけてきたのが、ポップ。途中、雨がふりだしデューは傘をさすが、傘をさしたことで前が見えずバイクは田んぼにつっこんでしまう。
制服が泥だらけになり、デューは自分の体操服をポップに貸し、自分はチアリーディングの服を着る。ポップもデューもお互いの優しさに触れ、特別な感情がめばえはじめる。
しかし、そのころのパンノイはLGBTQにとても厳しい町で性的に逸脱しているとみなされると精神科医と兵士による矯正施設に送られることになっている。
あるとき、二人は一線を越えてしまう。
その時から、ポップはデューを避けるようになってしまい、次第に二人の仲は小さな町に広がり二人は追い込まれていく。
2019年 パンノイに臨時教師として訪れたポップは、不思議なことに素行の悪い女子生徒ナッチャーにデューの面影がちらつくことに気づき始める。
輪廻転生
輪廻転生(りんねてんせい、りんねてんしょう)とは、命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること
Weblio辞書より
映画「デュー」を見るにあたって、輪廻転生のストーリーであることは知っていました。ポスターでも分かる通り、大人のデューがいません。
これ絶対泣くやつだ。
泣く映画は気合を入れないと見れないので、気合を入れてレンタルしました。マジで死ぬほど泣きました。前半のストーリーはOhm演じるデューが出てきて、とにかくキラキラしているし、純粋な二人の「愛」が育まれていくところは本当に胸は痛いけど、幸せな気持ちになりました。
だけど、途中から誰にどう感情移入してみればいいのか分からなくなりました。
デューの母親の気持ちも分かるし、デューの気持ちも分かる、ポップの気持ちも分かる。そして、ポップの奥さんやナッチャーの気持ちも。
矯正施設
矯正施設が実際にあったのかは知りませんが、間違いなく「差別」はありましたし、今でも理解が進んできたとはいえ、まだ差別はありますよね。LGBTQについては、今でもいろんな国が議論しているところ。
LGBTQについて深く考えさせられました。
LGBTQについて深く語れるほどなにか知っているわけではありませんが、誰にでも「愛は愛」と語れる社会になればいいとは思っています。
印象的なシーン
ふたりの秘密の場所「山小屋」のシーンは美しかった。(1:29)
(残念ながら、現在は動画非公開になっっています。)
二人が何も考えずに二人のままいられる場所。
印象的なセリフ
追いつめられたデューは母親にポップとの関係を聞かれ、どこに二人で行くのか聞かれます。
デュー「どこだっていい、ここじゃないなら」
閉鎖的な町に絶望していることが痛いほどわかるセリフでした。
ラストについて
ラストは韓国映画「バンジージャンプする」でも「デュー」でも賛否が分かれる作品になります。ただ、忘れられない作品になることは間違いありません。
きっと、こころに残る作品のひとつになります。
まとめ
Ohmくんの演技を見ていると本当に引きずりこまれます。新たな一面を見ました。これを見て「 Bad Buddy Series 」をまた見るとよかったねOhmくんと・・わけのわからない感情になります。
しかも、Ohmくんが受け
「Make It Right」 「 彼は僕のお墓の隣にやってきた 」 「Bad Buddy Series」すべて攻めの演技をするOhmくんしか見たことなかったのに
そんなイケ散らかしてるOhmくんが受けをやっていて、表情が可愛いのなんのって!Singtoもそうだけど、両方できるってすごいね。仕草から目つきから何もかもが違うんだよね。すごいよ本当に
DVDも販売
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