セリフがちーがーうー
最近では、タイドラマ BL 界の『金字塔』とも言われる【 SOTUS 】の原作
日本語版がついに2021年11月8日に発売されました
予約した日や地域により、手元に届くのは時間差があったようです




それじゃあ、そんなあなたにお届け!日本最速の【SOTUS】原作レビューです
買おうか迷ってるあなたに読んでほしいです
タイBL【 SOTUS 1 】小説 | さっそく読んだよ!感想 レビュー『 あの名セリフが!? 』
買うところで特典が違うので、迷いますよね?
わたしは、アマゾンで買いました。アニメイトさんの特典は魅力的だったものの
とにかく、すぐ読みたい
はよ読みたい
発売当日に読みたい!!
と、せっかち全開だったので(発売当日に届くだろうと)アマゾンでポチりました
結論から言うと、一日遅れで届きました



買うか迷ってるという方の気持ちも分かります
だって、結末はドラマを見て知っているから
だけど
だけど!お試し読みは読まれましたか?
お試し読みを読むと次のような疑問がわいてきます
- いつからコングはアーティット先輩が好きなのか?
- ピンクミルクが好きなのをバレるのはいつか?
- ファンディーナ????
ドラマを見ていても思います。え?いつから?いつから始まってたの??って
そのナゾは原作を読むととけます
疑問がわく理由についてはこちらの記事に書いています
>>【小説】SOTUS お試し読み をよんだら KSで脳内再生された【結論:めっちゃ楽しみ】
ビジュアルがちがうの?
Singtoが 『 SOTUS 』への出演がきまったときに、原作ファンからバッシングにあったと言っていました
けれど
Singto の演技力が高かったことで、バッシングしていたファンにも認められるようになったそうです
ドラマから入っている私には



と思っていましたが
どうやら、コングポップはアーティット先輩より10センチ高くて188センチくらいの設定のようです
178センチある自分は平均以上の高身長だと自負していたのだが、目の前にいるこのキザったらしいクソガキは自分よりもさらに10センチほど高かったからだ
SOTUS 1 p13
ちなみに
Krist が175センチで Singtoが 176-177センチです
とKristSingto本人たちが言っています



どういう流れでバッシングがあったのかは、そのときをリアルタイムで追いかけていないのでわかりませんが、小説を読んだファンにとっては「ちがうよ」と言いたくなるほどだったのかな?
わたしのなかでは、Singto 以外のコングポップは考えられない
でも、そんな高身長設定だったのかーーとは驚きました w
確かに漫画でも、めちゃくちゃ身長差があるビジュアルでしたね
セリフがちがう


アーティット先輩がヤなやつと分かるエピソード
コングポップにみんなの前で「ぼくは男が好きです」と叫ばせたあげくにサインしないっていう
アーティット先輩が最低なやつと視聴者に伝えるじゅうぶんなエピソードですが
このセリフが ちーがーうーーー!!



ここを読んだとき、思わず叫びました
ほんっと、アーティットはなんてヤツだ!
(あんな可愛いのがくるって知ってるから許せるけど)
後輩に人前であんな言葉いわせるなんて!どんな神経してんの
しかし!
アーティットが「お前のはくスカートを探してやるよ」


ここは、もっっっtttttとちがう!!!
ひっくり返ったわ
『SOTUS』好きには読んでほしい
たぶん、足バタバタします
嫉妬
ドラマでは嫉妬を直接的には描かれていません「匂わせ」るくらいです
しかし、小説には「こころの声」があるので、嫉妬心がメラっとしたのが描かれています。



もう、たまりません
「嫉妬してるじゃーん」って言いながらニヤついて読んでたら、子供に「そんなにおもしろい?」って聞かれました w
まとめ
わたしは、「SOTUS」を冗談でなく54周くらいしているヘビーユーザーなので
小説を読んでいると、脳内ではドラマが再生されています
だけど、ドラマではわからないアーティット先輩とコングポップの心のゆれ
それが、伝わってきて面白くてイッキに1-2巻読みました!
1巻だけで言いたいことたくさんあったので、また2巻については別に書こうと思います
タイBL『 SOTUS 2 』原作小説 感想 レビュー 【 ドラマにはないラブシーンが!】
わたしの『 SOTUS 1 』レビューを読んで買いましたと言ってくださった方がいらっしゃいました!
わたしの感想を読んで、読んでみたいと思ってくださるって
シンプルにうれしいので、本当にありがとうございます
今回は、『 SOTUS 2 』のレビューです
まだ、迷っている方は読んでみてくださいね
『 SOTUS 2 』は SOTUS のドラマでいうと EP8 2/4 の歓迎旅行で海に行くシーンからスタートします



アーティットから見たコング
ドラマではアーティットからの視点より、コングの視点の方が多いです
しかし、原作ではアーティットから見たコングが分かります
つまり、アーティット先輩からコングポップはどう映っているのかが分かるんです
コングとアーティットが初デートするとき(EP9 3/4)
待ち合わせについたときに、ドラマではカッコいいコングを見て「着飾りやがって」とつぶやくくらいですが
アーティット先輩の内面は
(・・・あぁ・・・お前はカッコいいって知ってるよ!ファッション雑誌の表紙から飛び出してきたかのような格好をして、モデルのスカウトマンの目を引こうとしてるのか?こんなんじゃ隣にいる俺が、貴公子に付き従う庭師みたいじゃないか)
p47 「SOTUS 2」


原作では、コングを「貴公子」だって!
めっちゃカッコよくアーティット先輩の目には映っているじゃないですか!
しかも、このとき「香水」をつけてコングは行ってるんだよ・・・
コングはやりすぎかなって思いながらも
「香水」つけてくんよ
ハゲるわ
ドラマではよい香りがしてそうなビジュアルだなとは分かるものの「香水」をつけていたとは
因みに、リアル シントーさんも「良い香り」がするらしい
ドラマにはないシーンがある
1巻ではドラマにないセリフがありましたが
2巻ではドラマにはないシーン(エピソード)が描かれています
P180からの『 ショップシャツ争奪戦、感謝祭、隣を並んで歩く日 』
そもそも、「ショップシャツ」という言葉がはじめて聞きましたよね
おそらく描写からするとドラマでは工学部の先輩が着ているえんじ色のシャツだと思います
それを、学部ごとに競ってシャツを手に入れるストーリー
しかも、これはラマ8世橋のキスシーンの後に描かれています
つまり、想いが通じ合った後になるんです
なので、コングのちょっとした行動にアーティットは
アーティットとコングポップの”名前のない関係”は少しずつ築かれていた。しかしアーティットはその遅さが嫌いではなかった。むしろ、一見ありきたりにも思えるやり取りが、急速な進展やあからさまなアプローチよりも彼の心を震えさせた。
P187「SOTUS 2」
SOTUS のストーリーって本当に一途にゆっくりゆっくり育っていく二人の関係がポイントですが
原作には、その「SOTUS」のポイントが書いてあるんですね
ふたりの「名前のない関係」がゆっくり発展することが余計にアーティットを『震わせた』
震わせた
震わせた
震わせた・・・
こういうところにアーティットの純粋さや 初心(うぶ)なところが現れていますよね
二人の関係をゆっくり築いていきたい
お互いの気持ちを大切にしていきたい
というアーティットの想いが分かります
しかも、このエピソードのラストが可愛いんです!
もちろん、ドラマには描かれていません
コングポップとアーティット先輩のSOTUSドラマにはない、アーティット先輩が照れるエピソードが描かれています
ラブシーンがあるのか?
いや、分かります
わたしもめっちゃ気になってたから
はたして、あの「SOTUS」にラブシーンがあるのか?
結論から言うと、あります
ドラマだと EP15(2/4)でアーティットがコングの部屋に泊まった
次の日の朝のベッドの乱れぐあいで「匂わせ」があるくらいでした


あるような気もするし・・・
いやでも
なかったような気もする・・・・・・・
というくらいの匂わせだけど、そこはタイ沼の全員の想像力で補っていましたよね
ところが
原作にはあります!!
最後までの描写はないものの、ドラマにはない「ラブシーン」が原作にはあります!!
読んだらね
読んだら・・・
胸の奥がきゅーーーってなります
どのくらいのやつ?
って気になりますよね
あのゆっくりと発展していく二人の関係が作り出す延長上のラブシーン
と言えば、伝わりますよね






まとめ
今回、久しぶりに原作を読んでSOTUSを見ると・・
この原作を読んでから演技したから、Singtoはこんなキラキラな目をしてるのね
とか
原作通りにしてるからKristはこんなに恥ずかしそうにしてるんだ!
って、なんといえばいいのか
二人が頭の中で描いていただろうと思う背景がわかって、より好きになりました
やっぱり、KSはすごい!
だって、描写通りの演技をしてるんだもの
原作を見て振り返ると
3年前までは「SOTUS」って言っても誰も知らなかったSOTUS
でも、良い作品だとタイドラマが好きな「タイ沼」の人たちはみんな分かってた
いま
こうやって、日本語訳になって
日本で
しかもアマゾンで
気軽に買えるコンテンツになってる
自分が良いと思っていたものが広まっていくって
ほんっとに嬉しい!
もっと、日本の人たちに認知されて、ひとつの文化になっていってほしいな


